乾燥注意報が連日発表されている今年の冬。
空気が乾燥した冬場は特に静電気が発生しやすく、パソコンなど電気機器の故障の原因にもなります。
そのような中、静電気が発生しない壁として今密かに注目されている『漆喰』。
古くから城郭・土壁の塗り壁として使用されてきた漆喰ですが、極めて高いポテンシャルを兼ね備えた素材であることは、意外と知られていません。
漆喰は、なぜ静電気が発生しないの?
漆喰の主成分である消石灰(水酸化カルシウム)は、空気中の二酸化炭素を吸収しつづけ、石灰石(炭酸化カルシウム)に戻ります。これを炭酸化反応といいます。

この消石灰の固結する化学的仕組みが、静電気を発生させない理由です。
お部屋の壁に漆喰を塗った場合、上記の炭酸化反応によって壁の表面は石灰石(炭酸カルシウム)となります。
炭酸カルシウムは静電気を溜めない安定した物質といわれており、そのために静電気が発生せず、さらにホコリ等も付きにくいのです。
漆喰の優れた機能性
「静電気が発生しない」以外にも、漆喰には沢山の優れた機能があります。
二酸化炭素吸収
漆喰は、空気中の二酸化炭素を吸収し、固まります。
この機能から、漆喰は地球温暖化問題に貢献できる素材といえます。
消石灰1tの使用量でおおよそ0.65tのCO2を吸収・分解します。
ホルムアルデヒド吸着
漆喰は強アルカリ性であり、ホルムアルデヒドを化学的に吸着・分解します。
一度吸着したホルムアルデヒドが空気中に再度放出されることはありません。
防かび・抗菌性能
漆喰は、主成分である消石灰の強アルカリ性によってかびや細菌の発生・増殖を予防できる、いわば天然防かび・抗菌材です。
調湿性 (結露を防ぐ)
漆喰は、主成分である消石灰の微細孔により、高い吸放湿性能を有し、結露を防止・抑制する効果を有しています。
明光性 (お部屋をパッと明るくします)
漆喰とりわけ白漆喰は、光に対する反射率がきわめて高いため、お部屋の明るさが際立ちます。
消臭性
主に「硫化水素」と「メチルメルカプタン」(生ごみやトイレなどの悪臭の原因となる物質)について、強い消臭性を発揮します。

不燃性



